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数字で知るカレー

日本の国民食として親しまれているカレー。今日は少し切り口を変えて、数字の面から日本人にいかにカレーが親しまれているかを明らかにしていきましょう。

カレーはどんなふうにして日本人に親しまれてきたの?

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戦前から作られていたカレー粉は戦後、即席カレーやレトルトカレーが浸透していくに従い、一時生産量が減ったこともありましたが、最近はまた増えてきました。 野菜炒めやカレーチャー飯などに幅広く使われるカレー粉は今や基本調味料の一つなのです。

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戦後、固形ルウが出来た1950年代半ばくらいから、インスタントブームを背景に伸びてきました。家庭にカレーを広めた立役者だったのです。最近は様々な種類のカレーが出て店頭を賑わせています。

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3分温めるだけでおいしいカレーが食べられるレトルトカレーは、その手軽さが受けて、急速に広まっていきました。
現在は、ご当地カレーなど、大変バラエティに富むカレーが多く販売されています。

日本人はどれくらい、カレーを食べているのでしょうか?

平成22年4月1日現在

カレールウ、レトルトカレー、それ以外のカレー(手作りカレーなど)に分けて考えて、
1ヶ月当りのカレー摂取皿数を算出しています。

1)カレールウ由来の皿数 3.43皿/1ヶ月

平成20年度のカレールウ生産実績105,164トン(農林水産省食品産業振興課「カレーの生産実績」)、
人口1.27692億人(国立社会保障人口問題研究所)を用いて算出しています。
1皿当りルウ量20gとして1ヶ月当り皿数を算出しています。

2)レトルトカレー由来の皿数 0.44皿/1ヶ月

平成20年度の調理済みカレー生産実績142,602トン、人口1.27692億人を用いて算出しています。
1皿当りレトルト製品量210gとして1ヶ月当り皿数を算出しています。

3)それ以外のカレー(手作りカレーなど)の皿数 0.18皿/1ヶ月

カレーパウダー・カレー粉を使用したメニューの中でのカレーライス頻度を、
株式会社ライフスケープマーケティング有料通信情報:食MAPを用いて算出しています。

これらの合計、1ヶ月で食べられているカレーの摂取皿数は、4皿くらいになります。